ギリシャ、チプラス首相 「EUの支援は失敗だった」 [最近]
スポンサーリンク
ギリシャで新たに就任したアレクシス・チプラス首相(40)がEUに啖呵を切った。
ギリシャといえば2010年に起きた政権交代で膨大な赤字が明るみになり、現在経済危機に瀕している国。
かつては100万人以上いたと言われる公務員たちが大量リストラに遭い、残った者も給与を引き下げられ苦しい生活を強いられた。
EUから支援を得る代わりに緊縮策を強いられたためである。
ギリシャ政府もEUから支援を引き出すべく仕方なくやっていたのだが、国民たちは恨みつらみを抱えていたのか、
反緊縮を掲げるパプーリアス氏率いる独立ギリシャ党は勢力を拡大。
チプラス氏の属する急進左派連合は彼を取り込むと選挙で大勝し与党に立ったのだ。
かくして反緊縮を掲げながらEUから支援を引き出すことになったチプラス氏だったが、どうも芳しくなかった様子。
強がりかは知らないが、
「EUからの支援は失敗だったし、失敗を延長しても仕方ない」
と啖呵を切ったのだ。
とはいえ、ギリシャは25%もの失業率を誇り、さらに給与の向上まで約束している。
ギリシャ単独でこれらの問題を解決できるとは思えないし、かといってEUの言うとおり緊縮策をすれば公約違反。
ギリシャの人々がどんな道を選ぶかは想像に難くない。
チプラス首相に秘策はあるのか!?
2015-02-10 00:25
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0